遺産分割の手続きの際に生じる可能性のあるトラブル事例
遺言書のない相続では、遺産分割についての話し合い(遺産分割協議)が最も重要かつ場合によっては複雑化する項目であるといっても過言ではありあせん。
亡くなった方(被相続人)の遺産を相続人全員が納得するような形で分けるための話し合いは、被相続人の財産内容や相続人同士の関係性などが複雑に絡み合うため、一筋縄ではいかないケースが多く見られます。各ご家庭で状況は異なるため、遺産分割におけるトラブルには様々なパターンが存在します。
相続の専門家は、お客様の現状をしっかりと伺ったうえで、お悩みに合ったアプローチを行って、手続きを進めていきます。
よくある遺産分割トラブル 10
(1)以前から被相続人と同居していた相続人が、他の相続人に対して被相続人の遺産の内容を教えてくれない
(2)相続できる財産が不動産1つであるにもかかわらず、相続人が5人いて、均等な分け方が分からない
(3)昔から相続人同士の仲が非常に悪いため、話合いの場を設けることができない
(4)不動産や預貯金等はある程度残っているが、ローン等の債務も多く残っている
(5)被相続人が生前に、特定の相続人にだけお金をたくさん渡していた
(6)相続人ではない親戚が遺産分割の話し合いに参加して、指示を出している
(7)亡くなった父親と前妻の間に子がいるようだが、会ったことも話したこともないためどのように進めたらいいのかわからない
(8)遺産分割の内容に頑として同意をしてくれない人がいる
(9)相続税申告の期限が迫っているのに、遺産分割が終わらない
(10)相続人のなかに数十年以上、行方不明の人がいる
こうした場合には、相続人や財産調査を通じて、相続人を確定させ、相続財産の内容や金額を確定させることで、次のステップが見えてくることもあります。なお、「他の相続人とは話したくもないので代理人をつけて遺産分割をしたい!」という場合には、弁護士の職務領域となりますので、提携先の弁護士にて対応いただきます。
※代理人として交渉業務や裁判業務、また判例をもとに法律判断をする業務は弁護士の職務領域となります。ひろしま相続遺言相談窓口では、法令順守でトラブルの解決に対応いたします。
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遺産分割で起こりうる様々な相続トラブルとその回避方法について
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