相談事例

広島の方より相続に関するご相談

2021年01月05日

Q:相続の手続きの期間についてお伺いしたいです。なかなか忙しく相続手続きを進められないのですが一般的にどのくらいの期間がかかるのか行政書士の先生にお伺いしたいです。(広島)

1カ月前に広島で生活していた叔母が亡くなりました。叔母には配偶者や子供はおらず、両親等も亡くなっていたため、叔母の姉の子供である私と弟が相続人になるようです。葬儀が無事に終わり、そろそろ相続手続きを進めなければと思っておりますが、私も弟も広島から離れた地域で暮らしているため、なかなか手続きを進める時間がありません。弟と話し合い、1週間程度休みをあわせて、広島に戻り相続手続きを済ませようと考えていますが、そもそも1週間で完了するものなのでしょうか。相続手続きにかかる時間の目安を教えて下さい。なお叔母は遺言書を遺していないようでした。(広島)

 

A:一週間で全ての相続手続きを終えるのは難しいです。事前の準備が必要になります。

ひろしま相続遺言相談窓口へお問い合わせいただきありがとうございます。

期間について説明する前に、一般的な相続手続きの流れについてお伝えさせて頂きますのでご確認ください。

【相続手続きの流れ(遺言書のない場合)】

①相続人の確定(戸籍の収集)

②相続財産の調査(不動産、預貯金、有価証券等)

③財産目録及び相続関係図の作成

④遺産分割協議及び遺産分割協議書の作成

⑤各種名義変更の手続き

相続を承認することを前提とした場合、上記が一般的な相続手続きの流れとなります。ただし相続財産の総額によっては相続税の申告も必要となるので早めの段階で叔母様の財産について調査が必要となります。財産の内容によって異なりますが、通常の預貯金や不動産等が叔母様の財産の場合、スムーズに進んで相続手続きにかかる時間は3~4カ月程度です。今回のケースだと相続人が甥、姪の立場になるため、戸籍の収集は通常より時間がかかる可能性があります。基本的に相続手続きに必要な戸籍は被相続人の出生から死亡までのすべての戸籍及び、相続人の全員の現在戸籍です。しかし親等が遠い相続人になるほど、自分より前の相続順位の人が存在しないもしくは亡くなっていることを証明する必要がある為、提出すべき戸籍の数が多くなります。残念ながら役所はその地域に本籍を置いていた期間のみしか戸籍を保存していないため、戸籍を読み解きながら複数の役所に問い合わせる必要があります。すべて現地に赴く必要はなく、郵送でも取り寄せは可能ですが、その分時間はかかるでしょう。戸籍収集になれた専門家が行っても1ヶ月から2カ月程度はかかる可能性があります。その為ご兄弟がお集まりになる前に、上記③までは相続手続きを進めておくことをお勧めします。もしお仕事等で時間をかけるのが難しい場合、専門家に依頼することもご検討ください。

広島にご実家のある方、広島にお住まいの家族が亡くなられた方、ぜひひろしま相続遺言相談窓口の初回無料の相談会をご活用ください。広島にて相続手続きに精通した専門家がスムーズにお手続きが進むようお手伝いさせて頂きます。

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