相談事例

広島の方より相続についてのご相談

2023年06月02日

Q:行政書士の先生に質問です。相続する不動産が遠方にある場合、どのように相続手続きを進めればよいでしょうか。(広島)

行政書士の先生、初めまして。私は広島に住む主婦です。先月、広島の実家で暮らす母が亡くなり、相続が開始したため手続きを進めております。
私は長女で、弟が2人いる3人兄弟です。私たちの幼いころに父は他界しているため、私たち3人で相続することになりました。
母は実家がある広島の他にも複数件不動産を所有しており、それらを含めた全ての不動産を兄弟で話し合ったところ、私が相続することになりました。
不動産の相続手続きは各地域の法務局で行わなければならないと聞いたのですが、広島以外の遠方にある土地の相続手続きはどうすればよいのでしょうか。広島の法務局でまとめて手続きはできないのでしょうか。(広島)

A:不動産の手続きは、実際に法務局へ足を運ばなくても手続きする方法がございます。

 この度はひろしま相続遺言相談窓口へご相談をいただきありがとうございます。
不動産の相続手続きは、ご相談者様がおっしゃっていたように、その不動産の所在地を管轄する各法務局にて登記申請をしなければなりません。
不動産が複数件ある場合、所有する不動産の所在地ごとの法務局を確認した上で手続きを行う必要があります。法務省のホームページにて不動産の管轄が掲載されていますので、まずはご実家の広島と他県にある不動産の所在地の市町村ごとに法務局へ確認をしましょう。
不動産の相続手続きを申請方法は、①窓口申請、②オンライン申請、③郵送申請の3つがございます。

窓口申請
法務局へ直接出向いて窓口にて申請をする方法です。この方法は、平日に各法務局へ行かなければなりません。

②オンライン申請
パソコン等を使用して、オンライン上で申請をする方法です。オンライン申請は日本全国の法務局で対応していますので、不動産の所在地がどんなに遠方でも費用や所要時間の差はほぼありません。申請の手順としては、ご利用のパソコン等に「申請用総合ソフト」をインストールした状態で、登記申請証を作成し、その情報を管轄の登記所へ送信するといった流れになります。

③郵送申請
ご自身で申請書を作成し、郵送で送付して申請する方法です。不動産が遠方にある場合、出向く際の旅費が発生しますが、郵送申請の場合は郵送代のみで済みます。そのため、通常に比べ時間も費用も抑えることができます。しかし、申請内容に不備があった場合には、窓口受理の時点で指摘される不備に対応することができないため、時間と労力が倍以上かかる恐れがあります。

不動産の登記申請には、申請書の書き方などの規則が厳密に定められています。不備が1つでもあると、申請者本人が修正を行わなければならないため、各法務局とのやりとりの回数が増えていったり、申請自体をその都度やり直さなければいけなかったりと、手間がかかり負担が大きくなってしまう可能性があります。
また、送付先に到着ミスがあるといけませんので簡易書留以上の方法で必ず送付することと、返送の際も郵送で受領されることになるため返信用封筒を一緒に入れておくとより良いでしょう。 

相続のお手続きは、人生に何度も経験するものではないため不慣れである方も多数いらっしゃいます。相続手続きをご自身で進めるにあたり、ご不安に思われる方は専門家へ相談することも手段の一つとしてご検討してみてはいかがでしょうか。

ひろしま相続遺言相談窓口は、ご紹介したオンライン申請にも対応している事務所になります。不動産の相続手続きでお困り事がある方は、ぜひご相談ください。広島にお住まいの皆様、ひろしま相続遺言相談窓口では無料相談を実施しておりますので、相続手続きに関するお悩みがございましたら、お気軽にお問い合わせください。
広島の皆様からのご連絡を、スタッフ一同心よりお待ちしております。

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