相続手続き、遺言書作成、民事信託に関するご相談事例をご紹介いたします。

地域 | ひろしま相続遺言相談窓口 - Part 19

広島の方より遺言書についてのご相談

2019年02月09日

Q:自筆証書遺言が書きやすくなったと聞きました。どのようになったのでしょうか?(広島)

昨年度に行われた法律の改正によって自筆証書遺言の方式が緩和されたと聞きました。私は広島で長年事業を営んでおり、今息子たちに財産をどのように分けるかを検討しています。

自筆証書遺言を作る準備をしているのですが、どのように方式が緩和されたか教えていただけますでしょうか?(広島)

A:財産目録について手書きで作成する必要がなくなりました。

自筆証書遺言の方式緩和は2019年1月13日に施行されました。自筆証書遺言は今まで全文を自書する必要あったのですが、これにより財産目録についてはパソコンで作成したり、通帳のコピーを添付することが認められるようになりました。ただし、偽造防止のため財産目録にも署名押印を忘れないようにしてください。

なお自筆証書遺言に関しては法務局における遺言書の保管等に関する法律も2020年7月10日に施行する予定です。これにより自筆証書遺言の保管を法務局に申請することができるようになり、保管された遺言書に関しては相続開始時に家庭裁判所による検認が不要となります。

ただし、もしご相談者様が今から遺言書を作成するのであるならば、ぜひ専門家に相談し、公正証書遺言での作成もご検討ください。大切なことは内容と、正しい形式で問題のない遺言書を作成することです。もちろんご相談者様の希望を叶えることが第一ですが、遺留分など配慮し、将来相続人間で争いを起こさないよう考えることも重要です。

 

ひろしま相続遺言相談窓口は行政書士はもちろんのこと、相続税対策は、パートナーである税理士も協力し、広島のお客様にとって最善である遺言書を一緒に考えていきます。遺言書はいつでも書き直しができるので、いざという時のために早めにとりかかることをお勧めします。ぜひ一度無料相談にお越しください。

広島の方より相続についてのご相談

2018年12月04日

Q:おなかの中の子も相続できますか?(広島)

先日、友人の夫が亡くなりました。友人は妊娠中で半年後に出産を控えています。この場合、夫の遺産分割の際はおなかの中の子も相続人になれるのでしょうか? 亡くなった夫の両親はすでに他界されていますが、弟が1人います。おなかの中の子が相続人として認められるか否かで友人の相続の内容が大きく変わってくると聞きました。(広島)

A:胎児にも、条件付きで相続する権利が認められています

民法上、被相続人が亡くなった時におなかの中にいたの子については、相続人として認められます。

今回のケースでは、もし妊娠していなかった場合、相続人は妻と弟になります。しかし、妊娠中の場合は、相続人は妻とそのこれから産まれてくる子の二人になるのです。

通常、相続人に胎児がいる場合、遺産分割協議や手続きを胎児が無事に出生するまで待ちます。死産だった場合にははじめから相続人にならなかったものとして扱われることになるので手続きのやり直しが必要になるからです。

ちなみに無事に出生されて、その子を含めた遺産分割協議をする際は、子に法定代理人を立てる必要があります。この代理人には母親がなることはできません。母親と子は同じ相続人として、母親の相続分がふえれば子の相続分が減る、という利益相反の関係になるからです。

相続や遺産分割協議のことでわからないことや不安に感じていることがあればぜひひろしま相続遺言相談窓口の初回無料相談をご利用下さい。経験豊富な相続の専門家がおこたえいたします。

広島の方より遺言書についてのご相談

2018年11月08日

Q:家族が困らないような遺言書を作成したい(広島)

私の財産ですが、広島の自宅とその他に不動産を2つと、預貯金があります。自分の相続が発生した時に、家族が遺産分割でもめてしまうのではないかと不安です。ですから将来、家族が困らないような遺言書を作成したいです。しかし、どのような内容だともめないで済むのか、どのうような作成方法があるのか分かりません。アドバイスをいただきたいです。(広島)

A:遺言書は公正証書遺言で作成される事をお勧めします。

遺言書を作成する方法としては、自筆証書遺言と公正証書遺言があります。お勧めする公正証書遺言とは、公証役場で作成する方法です。費用は多少かかり公証役場へ出向く必要がありますが、公証人立ち合いのもとで作成され、遺言書の内容にチェックが入るため、内容に不備があることがなく効力がある遺言書を作成することができます。また、遺言書の原本は公証役場で保管されますので、紛失したり改ざんされたり、亡くなったあとに発見されないといった心配がありません。

一方自筆証書遺言ですが、費用はかからずに手軽に作成することができますが、書き方に不備があると遺言書として効力をもたないものを作成してしまうことがあります。また、遺言者が亡くなったあとに、残されたご家族になかなか発見されないというリスクもあります。

上記の事を考慮すると、より確実に遺言を残すことができるのが公正証書遺言です。

作成方法としては他に秘密証書遺言という方法もございます。いずれにしてもより確実に遺言書を残したい場合には公正証書遺言を推奨いたします。

遺言書の内容についてですが、ご相談者様の家族構成やご事情などを詳しくお伺いした上でアドバイスさせていただけばと思います。広島にお住まいで、遺言書の作成をお考えとの事ですので、ぜひ当相談室の初回無料相談へお気軽にお越しください。

初回のご相談は、こちらからご予約ください

 

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